HOMEカテゴリCAMERA[カメラ]デジタル一眼の進化系。ナノ一眼「PENTAX Q」発表!
カメラ情報、その他

デジタル一眼の進化系。ナノ一眼「PENTAX Q」発表!

以前から噂されていたペンタックスのレンズ交換式ミラーレスがついに発表されました!
レンズ交換式デジタルカメラとしては世界最小、最軽量のデジタル一眼「PENTAX Q」です。
Auto110(オートワンテン)のデジカメ版でると前々から噂があったのですが、本当にでましたね。僕は昨年ペンタックスさんのK-5のイベントに参加したのですが、その際に、オート110の実機を見せていただいて、その小ささに驚き、デジタル一眼でこのサイズを出して欲しいな~と思っていたんですが、その時にはきっとペンタックスさんでは、すでに開発を行っていたんでしょうね…一言教えてくれれば(無理

デジタル一眼の進化系。ナノ一眼「PENTAX Q」

PENTAX Q
その「PENTAX Q」なんですが、特徴はなんと言ってもその超小型サイズ!ネットにアップされた記事を見る限り本当に小さい!まさに手のひらサイズ。僕の持っているNEX-5よりもさらに一回り小さいようです。
NEX-5:幅110.8×高58.8×奥行38.2mm
PENTAX Q:幅98×高57.5×奥行31mm

ボディはマグネシウム製でホットシューを備えフラッシュを内臓、各種ハードウェアキーも多数用意され、そして手ブレ補正も内蔵しています!さらにK-5にも搭載されているデジタルフィルターやエフェクトも使用可能です。このエフェクトには「Auto110モード」なんてのがあるのがまた憎いところです。それにしても、ボディの出来はかなり良さそうですね。NEX-5より上かもしれません。詳細はペンタックスさんのサイトでどうぞ。
→ポケットに入れて持ち歩けるデジタル一眼カメラ「PENTAX Q」新発売:PENTAX
→「PENTAX Q」製品情報:PENTAX

ボディーは素晴らしいのですが、センサーは有効画素数約1240万画素の1/2.3型裏面照射型CMOS。NEX-5が搭載するAPS-Cセンサーと比較したらかなり小さくコンデジ並です。
センサーサイズの比較はhoge256さんの記事が分かりやすいです。
→最近のコンデジの撮像素子(CCD、CMOS)サイズを調べてみた:hoge256BLOG

ただし、小型センサーにした事であのボディサイズにあれだけの機能を詰め込む事ができたんだと思いますし、交換レンズの価格も抑える事ができています。

交換レンズはボディの発表と同時に5本発表。マウントは、この小型センサー用に新たに開発された「Qマウント」です。ちなみに「PENTAX Q」や「Qマウント」のQってなに?って思ってたんですが…
PENTAX Q なぜ「Q」なの?それは、PENTAXの伝統Kマウントの「K(King)」に対して、より小型軽量化を図ったモデルであることから「Q(Queen)」なのです。

との事です。
この「Qマウント」は2ラインあって一つは高画質を追求したお値段高めの(と言っても2万円台)「高性能レンズ シリーズ」でF1.9の単焦点と中望遠ズームが用意されています。もうひとつのラインは個性的な写真を撮れる、小型軽量・リーズナブルな「ユニークレンズシリーズ」。魚眼やトイカメラっぽい写真が撮れるレンズで5,980~9,800円とかなりお手軽な価格設定。ただしプラスチック製だったりマニュアルフォーカス・レンズシャッターなし・絞り固定といった仕様。詳しくはペンタックスのサイトで。
→PENTAX Q:レンズ一覧
Eマウントと比べいきなりレンズが5本ラインナップされてるのはうらやましい。
まーユニークレンズに関してはお遊び用レンズといった感じすが^^;

このQマウントレンズの価格はかなり買いやすい価格ですので、手軽にレンズを増やせてレンズ交換を楽しめるカメラになっていますね。NEX-5やPENなどのミラーレスが従来のデジ一とコンデジの隙間に入って新しいジャンルを開拓したわけですが、この「PENTAX Q」はさらにミラーレスとコンデジの隙間に入ってきた感じですね。こんな言い方は失礼かもしれませんが、レンズ交換式コンデジ(センサー的にも)と言った感じでしょうか。

なんにせよ、早く実機を触って見たいですね。あとはこのQマウントレンズと小型センサーで撮った写真がどのような写りになるのか?作例がアップされるのが楽しみです。

「CAMERA[カメラ]:」での記事一覧

TRACKBACK URL

※言及リンクのないトラックバックは削除されます。
※書き込まれてから公開されるまで時間がかかる場合があります。

COMMENT