HOMEカテゴリCAMERA[カメラ]NEX-5 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM レビュー その5(超広角レンズで撮る大谷石地下採掘場跡)
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

NEX-5 + SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM レビュー その5(超広角レンズで撮る大谷石地下採掘場跡)

NEX-5+LA-EA1+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
SIGMA(シグマ)さんのデジタル一眼レフカメラ用交換レンズ「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」をお借りしました。「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、APS-Cサイズデジタル一眼レフカメラ用交換レンズで世界初の8mmをカバーするデジタル専用超広角ズームレンズです。(既にお返ししています)
今回は宇都宮市の大谷石地下採掘場跡を撮影してきました。
このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
今回撮影してきたのは「大谷石地下採掘場跡」です。
場所は宇都宮市大谷町で、僕のウチからは大体20~30分程度で行ける距離にあります。 ここは、1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年の間、大谷石を掘り出して出来た巨大地下空間です。 広さは約2万平方m、深さは平均30mで野球場が入ってしまうほどの空間です。
この巨大な空間なら超広角を活かした撮影ができると思い向かってみました。

ちなみに、年間を通して平均気温が8℃前後なので、野菜や果物、ワインの貯蔵庫としても使用されており、音響も良いとのことでコンサートや演劇会場にも利用されています。さらには、TV、映画などの映像作品にも使用されており、TVドラマの「らせん」やB'ZやGLAYのPVにも使用されたそうですよ!しかも攻殻機動隊「イノセンス」で使用されたオルゴール音は、前もって録音していたオルゴール音を、この地下空洞で再生紙して再録音したそうです。すげーよ!大谷石地下採掘場跡!
→「イノセンス」オルゴール録音大作戦!:YOMIURI ONLINE
そう言えば、十数年前にここで時代劇の撮影があり、広告代理店にいた友人がエキストラで駆り出されてましたね。宮沢りえちゃんに会えたと喜んでたな(笑)

大谷資料館

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オリジナルを表示NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/500 ISO200 8mm)

大谷石地下採掘場跡は大谷資料館から入ります。
こんな小さな資料館の下に巨大空間が広がっている訳です…なんかオラ、ワクワクしてきだぞ!(オイ
尚、入館料は一般大人(高校生以上)600円、一般小人(小・中学生)300円で、団体割引もあります。僕が行ってきたのは東日本大震災前ですが、震災後は残念な事に休館となっているようです。地震による被害はほとんどなかったそうですが、余震の可能性や計画停電等を考慮し、当分の間休館するらしいです。
→大谷資料館ホームページ  フッタのレインボーアップルが泣かせる(オイ

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NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F6.3 1/30 ISO1000 8mm)

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NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F6.3 1/4 ISO1600 8mm)

資料館は手堀り時代からの道具等が展示されており、大谷石の歴史が紹介されています。
また、休憩スペース等もあり地下で冷えた身体を温める事もできます。

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(F11 8秒 ISO200 8mm)

入口は大谷資料館内にあり、そこに入ると地下へ続く階段が表れます。
このレンズで撮るとかなり長い階段に見えますね。
F11まで絞ったんですが、周辺まで画面全域バッチリ解像してます。

画面全域での解像力のピークはF8-F11とのレビューがあがっているようです。
このレビューではかなり高い評価のようですね。
→シグマ8-16mm F4.5-5.6 DC HSMは非常に面白いレンズ:デジカメinfo


では、さっそく地下に潜って撮影開始です!

ちなみに、このレンズには手ブレ補正はありませんし、NEX側にも付いてないので、手ブレ補正は使えません。さらに、NEXで使用した場合はAFは効かないので全てMFで撮影しています。
と、まずは言い訳をしておきます(笑)
でも、撮影は全て三脚を使用しましたので、手振れに関しては関係ないですね。

あと、地下に入ってからは1枚を除き全て広角端(8mm)、開放F4.5で撮影しています。

大谷石地下採掘場跡

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/3 ISO1600 8mm)

階段を下ると、いきなり別世界です!広大な地下空間が広がっています!!
超広角レンズだと奥行き感が出で迫力が違いますね~。

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(F4.5 1/1.3 ISO1600 8mm)

通路各所には照明が設置されています。
結構暗いんですが、良く写ってますね~!

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(F7.1 6秒 ISO200 8mm)

ベンチのような石が置いてある、休憩所っぽい場所もあります。でも誰も座ってません(笑)
地下ではこの写真のみF7.1に絞ってます。地下に入ってから絞ったのはこの一枚だけです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 1秒 ISO1600 8mm)

天上は相当高く、あまりにも巨大な空間なので、だんだんスケール感覚が変になってきました。
それにしても、さすが超広角です。これだけの巨大な空間でさえ全てフレームに納める事ができます。

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(F4.5 1/2 ISO1600 8mm)

平均気温が8℃前後との事なんですが、結構寒いです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 3.2秒 ISO1250 8mm)

地下に水が張ってある池(?)っぽい場所も。
これはお気に入りの一枚です。
地上からの光りが差し込んでいて神々しく撮れました。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 1/1.3 ISO1600 8mm)

広い空間だけではなく、場所によっては狭くて密度のある所もあります。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 6秒 ISO1600 8mm)

この先の見える光りの部分からは地上が見えています。
超広角の為、被写体がかなり遠くに見えるので、ちょっと分からないですね。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 3.2秒 ISO1600 8mm)

この先は一般の人は入れないのですが、まだまだ相当先まで空洞は続いていそうです。
宇都宮では都市伝説的な話で、この地下空洞がJR宇都宮駅まで続いていて、大地震が起きたら全て陥没する言う噂話もありましたが、今回の東日本大震災では大丈夫でした。やはり都市伝説だったんですね(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/2 ISO1600 8mm)

ここはコンサートなどを行うステージです。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F4.5 1/2 ISO500 8mm)

ここはギャラリースペース。ちょうどこの大谷石地下採掘場跡を撮り続けている写真家さんの個展が行われていました。
ちなみに三脚で写真撮ってたら、一般の方にその写真家の方と間違われました(笑)

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/3 ISO1600 8mm)

採掘機(?)のようなモノも展示されています。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/3 ISO1600 8mm)

場所によっては、かなり入り組んでいて巨大迷路のようです。
まっ実際迷いかねない広さですが(笑)
しかし、イイですね~超広角!普通の画角では撮れない写真が撮れますね。

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
(F4.5 1/6 ISO1250 8mm)

本当はもう少し撮影したかったんですが、寒さに耐えられなくなり脱出!

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オリジナルを表示 NEX-5+SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(F5.6 1/160 ISO200 8mm)

外に出るとすっかり日が暮れておりましたよ(汗)
最後にここで使用されたB'ZとGLAYのPVをご紹介

GLAY / SOUL LOVE



B'z May

→YouTube:B'z May

映像処理とか入れずに、そのまま使ってるんだ…僕が見たまんまの風景ですね。

以上、「大谷石地下採掘場跡」のレポートでした!(マテ
すいません、これはSIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMのレビューでした(笑)
画角は魚眼レンズ並なのに歪みは押さえられていていると思います。
周辺部はやはりあまくなりますが、F11で撮った入口の写真は周辺までしかっりと写っていました。
地下は暗かったので基本開放4.5で撮影したんですが、三脚を使っていたので画面全域の解像力がピークとなるF8~F11で絞ったのも撮れば良かったかなと、少し心残りがありますね(笑)

→レビュー その6(超広角レンズで撮る大谷平和観音、奇岩群)に続きます。
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このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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