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VAIO P イベントレポート

SONY VAIO Pシリーズ 説明会&体験会 イベントレポート その2(究極のウルトラモバイルPCを求めて)

SONY VAIO 新Pシリーズ開発者説明会&ハイスペックモデル先行体験会の参加レポートです。
開発者さんに直接お話しを伺え、かつ発売されてないAtom Z560(2.13 GHz)を搭載したハイスペックモデルを触れるという貴重な体験をさせていただきました。
今回は「これからVAIOが目指すべきウルトラモバイルPC」のお話になります。

このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
前回の記事では「今までのVAIOが目指してきたウルトラモバイルPC」のお話しでしたが、
今回は「これからVAIOが目指すべきウルトラモバイルPC」のお話です。

時代の変化~携帯電話やスマートフォンとの関係

時代の変化~携帯電話やスマートフォンとの関係

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現代の携帯電話、スマートフォントとウルトラモバイルPCの関系の説明です。
ソニーさんは、その時代その時代にあった小型のPCをありかたを考えています。

今の時代では携帯電話やスマートフォントで
  • 簡単な文字入力、メールやWeb閲覧
  • ネットワーク接続機能(3G/WiMAX/Wi-Fiなど)
  • アプリケーション
が可能となっています。これらに変わるPCという観点ではなく、
携帯電話、スマートフォンと一緒に使ってもらえるPCはどうあるべきかを考えています。

そこで、ソニーさんが大事にしているポイントは
  • ストレスのない文字入力(文書作成・記録)キーボード
  • PCとして必要最低限の解像度とサイズ
また、参考データとして提示されたのですが、スマートフォンユーザーの約9割
ウルトラモバイルPCとの使い分けを検討しているとの事です。

僕はiPod touchやW-ZERO3を使っていますが、大量の文字を入力するのは時間が掛かるし疲れます。 iPadが発表された時も最初に気になったのはハードウェアキーボードは使えるの?でした。

一時期はスマートフォンで一台で全てをこなせれば素晴らしいと思っていたのですが、 やはりQWERTYキーやサイズ的にソフトウェアキーボードには限界を感じます。
なかにはブラインドタッチして高速に打てる猛者の方もいるとは思いますが(笑)
ですんで、このキーボードを重視した小型PCスマートフォンの棲み分けには僕は賛成です。

究極のウルトラモバイルPCとは?

究極のウルトラモバイルPCとは?

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携帯電話、スマートフォンと一緒に使ってもらえるウルトラモバイルPCはどうあるべきか?

ソニーさんはウルトラモバイルPCに求められる基礎能力としての「処理能力」、「駆動時間」、
外に持ち出したした場合を考えての「サイズ」、「重量」を重要視し、
さらに、持ち出した場合には人の目に触れますので「デザイン」にポイントを置いています。

僕の場合、処理能力、駆動時間、サイズ、重量どれも大切ですが、
やっぱり職業柄(?)「デザイン」を特に重要視しています。
どんなに機能が優れていても、自分で持っていて気持ちの良いデザインでないと買いません。
もちろん、デザインだけ良くても、自分にとって最低限必要な機能が無いと買いませんが(笑)
SO905iCS

SO905iCS

携帯電話やスマートフォンなどのガジェット系もそうですが、
ペンや手帳など持ち歩くモノに関しては特にデザインを気にしちゃいますね。
例えば携帯電話は現在ドコモSO905iCS(2年前の機種)を使ってるんですが、そろそろ買い換えたいんですけど、僕にとっての「カッコイイ」デザインが出てこないんで困ってます(泣)
是非ソニーさんでスゴイの作ってください!
(そりゃソニエリさん担当か^^;)
話逸れましたが、Pシリーズの重要とするポイントにデザインがあって嬉しかったですね。
つぎは、スマートフォンなどど違った付加価値を出すために、重視したポイントです。
それは「快適に作成・編集できる性能」と「しっかりと閲覧できる性能」です。

快適に作成・編集できる性能

新Pシリーズ キーボード

新Pシリーズ キーボード

  • タッチタイプ可能なキーボード
  • 操作しやすいマウス
  • 卓上で快適な形状
たしかに情報を発信する側のブロガーやライターなどは、
作成・編集機能は重要ですよね。
ポメラのようにほぼ文字入力機能しか無い機器でも売れているのは、やはりそれだけ情報を入力する性能が必要とされているって事だと思います。
携帯やスマートフォンですと、QWERTYキー、ソフトウェアキーボードがメインです。 もちろん外付けキーボードで対応も可能かもしれませんが、いちいちキーボード持ち歩いてたらスマートフォンとしてのフットワークの軽さが無くなくなっちゃいますしね。

しっかりと閲覧できる性能

新Pシリーズ ディスプレイ

新Pシリーズ ディスプレイ

  • 多くの情報を表示できる高解像度
  • 見やすい画面サイズ
僕はiPod touchでPC用のサイトを見てましたが、やっぱり画面サイズが小さいく、快適に閲覧できる情報量が少なかったんで、今ではよっぽどの事が無い限り閲覧しません。携帯のフルブラウザも同じでレイアウトも崩れず正常に表示はされますが、画面サイズが厳しすぎます。
ですので、しっかりと閲覧できる高解像度と画面サイズは携帯やスマートフォンには真似できない部分だと思います。 ちなみにiPadのWeb閲覧の快適さはスゴかったですね。でもiPadはどちらかとうと閲覧性能に特化していますし、自分が気軽にiPadを持ち歩くっていう姿を、僕は何故か想像できないんすよね(汗)

快適に作成・編集できる性能」と「しっかりと閲覧できる性能」僕としては賛成です!
これらの性能には現状の携帯やスマートフォンには限界があると感じます。
キーボード入力に限定すればポメラ、そして閲覧限定にすればiPadって手もありますが、
この両方のバランスを取っていこうとしているPシリーズには共感できます。
バランス取りかた間違えて中途半端になると困っちゃいますけどね(笑)

究極のウルトラモバイルPCを求めて

究極のウルトラモバイルPCを求めて

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先程までの「基礎能力」、「作成・編集性能」、「閲覧性能」を踏まえ、新しいPシリーズの方向性を考えた時に、初代type Pとは全く異なる、新しい形状にする選択肢も考えたそうですが、本体サイズは変えなかったそうです。
初代typePは「しっかりしたキーボードがある中での最小サイズ」が受け入れられていたと考え、
やみくもに小さくする事はせず、サイズは変えずに作り込み、煮詰めをしてく方向としたそうです。

ディスプレイ解像度については、文字が小さくて見にくいと言う意見も多かったようですが、開発陣はディスプレイ解像度をキープしつつ両方のニーズに答える方向で開発を進めたそうです。
やはり高解像度の情報表示量の多さには代え難いものがりますからね。
ソニーさんの社内で解像度「1280x600」と「1600×768」のアンケートを行ったそうなんですが、
ほぼ50対50に分かれたそうです。
ちなみに、僕は「1600×768」派ですが、初代type Pを見て文字が小さすぎるという人が周りにも結構いましたね。

type Pからさらに伸ばしたかったところ

type Pからさらに伸ばしたかったところ

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そして初代から新Pシリーズで、さらに強化したかった部分は、「処理能力」、「バッテリー駆動時間」そして、閲覧性能としてより多くのシーンで使ってもらうため「立ったままでも操作可能」という部分に着目しています。
これは、前回の記事に書いたUのモバイルグリップ・スタイルですね。
僕の日常では、あまり「立ったまま操作」するっていうシチュエーションなさそうですが、「持ったまま操作」は結構ありそうです。主にベッドやソファの上なんかで…って、あれ?インドアになっちゃいましたね(笑)

2つの「シンカ」

2つの「シンカ」

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今回のPシリーズのコンセプトはとにかく持ち出して使って欲しいですね。

そして、新Pシリーズでは「2つのシンカ」をさせたそうです。

今回の記事はここまでです、次回の記事は…
迫りくるスマートフォン勢!
究極のウルトラモバイルPCをめぐる争い!
そのときVAIO Pシリーズに起きた「2つのシンカ」とは?
次回、お楽しみに!!
(注:次回も普通の記事です^^;)

→イベントレポート その3(新VAIO Pシリーズ 2つの“シンカ”)に続きます。
Sony Style(ソニースタイル)

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このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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