SIGMA DP2xレビュー（Foveonで撮る雪）

閏年である先日の2月29日。関東は大雪となりました。僕の住む街は今冬はあまり雪が降らなかったんですが、この日はここ数年でもトップレベルの降りっぷりでした。もう春も近いのに今更頑張らないでよ…とか思いつつも、この大雪をカメラに収めようと思いDP2xを持ち出しました。

今回もいつも通り全てSPP（SIGMA Photo Pro）で現像してますが、写真によっては現像後にフォトショップで調整をかけています。
僕はデジタルカメラの存在しなかった銀塩時代より、フォトショップを使って写真のレタッチや加工をしていました。当時は「どんな写真でもフォトショでどうにかなるよね」などと、とんでもないことを思っていました（しかも自分では一切写真を撮っていないという＾＾；）
それがデジタル一眼を使って自分で写真を撮り始めてからは、やはり元となる素材（写真）が重要ということに気付かされました。もっと早く気が付いていれば…もっと早くカメラを使っていれば…などと、今では少し後悔もしています。
その反動からか、最近ではRAW現像やフォトショなどで調整することに抵抗を感じていたんですよね。ですんでこのブログで掲載してるカメラやレンズのレビュー記事での作例では基本JPEG撮って出しの無加工にコダワっていました。写真調整の技術や感性が関係してしまっては、レビューとしては良くない気がしていたんですよね…。
その後、フォビオンに惚れてDP2xを買ったんですが、JPEG撮って出しだと厳しい仕上がりなので、RAW現像がどうしても必要になります。そして現像すると昔のクセかどうかわかりませんが、結構調整をかけてしまうんですよね。でもこうやって自分好みの絵にするのはやっぱり楽しく、フォトショを使えば更にオリジナリティを出すこともできます。製品レビューとしては微妙かもですが、作例ではなく作品としてとらえればアリかなと…。

長々と書きましたが、ようするに今回はSPPとフォトショップで
自分好みに画作りしましたよって話です（笑

これ玄関の前なんですが、ドアを開けてかなり驚きましたよ。
雪降るとは聞いてたけどまさかこんなに降るとは…。
ちなみにこの写真はフォトショップにて色味を調整しています。

道もこんな状態です。これはフォトショップではほとんど調整していません。
SPPのキモである「X3 Fill Light」はマイナイス側に振っています。

もうね、いつも使ってる歩道橋はこんな状態ですよ(；´Д｀)
ですんで、この日は歩道橋は使いませんでした。

宙に舞う雪がよく写ってくれました…が、なんだか草がちょっと汚いな＾＾；

こいつは、フォトショップでかなり色調整をしました。
トリミングも結構しています。僕的にはお気に入りの一枚です。

これはSPPのみ。この頃になると手が悴む…というか冷えすぎて痛かったです（泣

等倍画像をみると細かい枝まで良く写ってるんですが…ちょっと気持ち悪いかも（ぉ

さっきの木を下から撮影。もうちょっと調整したかったんですが、だんだん疲れてk(ry
あと、もっと広角で撮りたかったですね。でDP1xが欲しくなってくるというね（笑

これもほぼSPPのみです。こういう感じの色合い好きなんですよね。

さっきまでは午前中に撮影したんですが、ここからは夜に撮影した写真です。
三脚持ってなかったんで、手持ち撮影だったんですが、やっぱISO200だとF2.8でもシャッタースピードが稼げないので厳しいですね。他にも色々撮ったんですが手ブレがひどくて…（汗　これは電柱にDP2xを押しつけて撮影して何とかOKでした。

これは前にツイッターでつぶやいた写真のカラー調整版です。僕はシャドウはブルーブラックが好みなのでフォトショップで調整してみました。

しかし、マジで雪降りすぎです。もう今冬はこれで最後にして欲しい(；´Д｀)
ちなみにDP2xは結構雪で濡れてしまって、途中からかなり心配だったんですが、
今のところ正常に動いています。

こうやって、自分好みに調整を行うのは大変ではありますが、やっぱり楽しいですね。
DP2xに関しては今後はこの方向で仕上げていこうかな…。
でも、SPPでの調整はまだまだ経験値不足ですね。そして、現像やフォトショップでの調整も含めた最終アウトプットを想定して撮影が出来るようになりたいです。
でも、そんなこと言ってるウチにメリルが出ちゃうんだろうな…。