ソニー ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AX2000」レビュー その6:再生(ダイジェスト再生、オートグルーピング、画質設定、画質比較など)
SPECIAL [スペシャル] ソニー ブルーレイディスクレコーダー体験イベントレポート
2011年2月 4日 23:40
ソニーさんの最新3D対応ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-AX2000」をお借りしました。(既に返却済みです)
BDZ-AX2000は3D対応、AVCダブル長時間録画、録画中のBD再生やダビングなどのマルチタスク対応、0.5秒の起動時間等々、新機能てんこ盛りのブルーレイディスクレコーダーです。
今回はフォルダ表示や再生関連の機能のレビューです。
これまでの記事BDZ-AX2000は3D対応、AVCダブル長時間録画、録画中のBD再生やダビングなどのマルチタスク対応、0.5秒の起動時間等々、新機能てんこ盛りのブルーレイディスクレコーダーです。
今回はフォルダ表示や再生関連の機能のレビューです。
このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
体験イベントレポート記事
1)商品コンセプト誕生秘話2)開発秘話:起動時間短縮への挑戦
3)開発秘話:同時動作、業界最薄サイズの実現、Chan-Toru
「BDZ-AX2000」実機レビュー
1)開梱、外観、配線2)かんたん初期設定
3)XMB(クロスメディアバー)、らくらくスタートメニュー、瞬間起動
4)番組表、My!番組表
5)録画予約、一発予約、x-おまかせ・まる録
BDレコーダー連携WEBアプリ「Chan-Toru(チャントル)」レビュー
1)設定&BDZ-AX2000登録2)番組検索、ランキング、録画設定
このレビューでは2010年9~10月頃に「BDZ-AX2000」を使用しています。
現在仕様とはファームウェア更新などにより、異なる点があるかもしれませんので、ご了承下さい。
現在仕様とはファームウェア更新などにより、異なる点があるかもしれませんので、ご了承下さい。
通常表示
録画した番組はXMBの「ビデオ」メニューに貯まっていきます。
「ビデオ」メニューを開くと録画した番組が録画順に一覧で表示されています。
最初の内はこの表示でも良いのですが、少し使っていくとあっという間に大量の番組でここが埋め尽くされます(汗)そうなってしまうと、過去に録画した番組など、目的の番組を探すのにかなり苦労する事になります。
それを解決してくれるのがフォルダ表示(オートグルーピング)機能です。
「ビデオ」メニューを開くと録画した番組が録画順に一覧で表示されています。
最初の内はこの表示でも良いのですが、少し使っていくとあっという間に大量の番組でここが埋め尽くされます(汗)そうなってしまうと、過去に録画した番組など、目的の番組を探すのにかなり苦労する事になります。
それを解決してくれるのがフォルダ表示(オートグルーピング)機能です。
フォルダ表示(オートグルーピング)
フォルダ表示は録画した番組を映画、アニメなどのジャンル別や、おまかせ・まる録のキーワード別など自動でフォルダに分類してくれます。また、連続ドラなども番組別にフォルダーにまとまりますので、非常に便利です
それでは各フォルダをチェックしていきます。
それでは各フォルダをチェックしていきます。
フォルダ表示:年月
フォルダ表示:ジャンル
ジャンルフォルダは映画、ドラマ、アニメ、バラエティ等ジャンル別に整理されます。
さらにジャンルフォルダは、同じタイトル名の番組ごとにフォルダに分けてくれます。連続ドラなど探したり、連続して見る場合は便利です。もちろんアニメも同じタイトルでまとまってくれますよ。
さらにジャンルフォルダは、同じタイトル名の番組ごとにフォルダに分けてくれます。連続ドラなど探したり、連続して見る場合は便利です。もちろんアニメも同じタイトルでまとまってくれますよ。
フォルダ表示:予約
フォルダ表示:おまかせ・まる録
フォルダ表示:マーク
番組に設定したマークで分類してくれます。ソニーさんの説明では家族で分類する使用方法を前面に出していますが、マークアイコンは家族以外のモノも用意されています。また、名前は自由に変更可能ですのですので、自分の好きなように分類する事も可能です。
次は録画番組の再生をチェックします。
録画番組の再生(おまかせチャプター)
音や映像を解析して、自動的にチャプターが付きます。
最近はあたりまえになりつつある機能ですが、僕のREGZA Z9000に付いてません(泣)
やっぱりこれがあるとCMをスキップするのが楽なので良いですね~。
最近はあたりまえになりつつある機能ですが、僕のREGZA Z9000に付いてません(泣)
やっぱりこれがあるとCMをスキップするのが楽なので良いですね~。
シーンサーチ
シークバーを使って再生場所を移動できます。PCソフトやYouTubeでは動画再生に良く使う機能ですね。そういえばレコーダーではあまり見かけた事がなかったかも?
使用感はちょっと反応が鈍い感じがしましたね。
ダイジェスト再生
このソニーBDレコーダーの再生機能の売りの1つ「ダイジェスト再生」です。
音声の盛り上がりや映像の切り換わりなどを解析して、見どころのハイライトシーンだけを再生できます。
例えばサッカーだとパス回しなどで変化の無いシーンはカットされ、ファールやシュート、ゴールシーンなどの部分だけを再生してくれます。
これは以前お借りしていたVAIO J(Giga Pocket Digital)にも付いていた機能ですね。画面下に表示されているのは、番組の盛り上がりを視覚化したグラフです 。
例えばサッカーだとパス回しなどで変化の無いシーンはカットされ、ファールやシュート、ゴールシーンなどの部分だけを再生してくれます。
これは以前お借りしていたVAIO J(Giga Pocket Digital)にも付いていた機能ですね。画面下に表示されているのは、番組の盛り上がりを視覚化したグラフです 。
「ダイジェスト再生」は再生する時間を短め、標準、長目の3パターンで切り替える事ができます。
これは、30分アニメ番組の盛り上がりグラフを比較したものです。
色が明るい部分が再生される箇所ですが、「短め」は約5分程度で再生を行います。
「標準」では約13分、「長目」では約23分となっています。
さらに、音声付1.5倍速再生の早見再生が可能なんですが、これを「ダイジェスト再生」と組み合わせると、かなりの再生時間短縮になるので、TVを見る時間が無いって人にはオススメですね。
なお、アニメとかドラマなどストーリーを追っていく番組はハイライトシーンだけ見ても意味が分からないから、「ダイジェスト再生」って意味ないじゃん!って思えますが、実は「長目」はCM部分以外が再生されるんです。
ちょっと「ダイジェスト再生」の本来の使い方とは異なるかもしれませんが、自動でCMスキップ再生してくれるのでかなり便利です。
これは、30分アニメ番組の盛り上がりグラフを比較したものです。
色が明るい部分が再生される箇所ですが、「短め」は約5分程度で再生を行います。
「標準」では約13分、「長目」では約23分となっています。
さらに、音声付1.5倍速再生の早見再生が可能なんですが、これを「ダイジェスト再生」と組み合わせると、かなりの再生時間短縮になるので、TVを見る時間が無いって人にはオススメですね。
なお、アニメとかドラマなどストーリーを追っていく番組はハイライトシーンだけ見ても意味が分からないから、「ダイジェスト再生」って意味ないじゃん!って思えますが、実は「長目」はCM部分以外が再生されるんです。
ちょっと「ダイジェスト再生」の本来の使い方とは異なるかもしれませんが、自動でCMスキップ再生してくれるのでかなり便利です。
これは、ゴルフ番組です。ショットやパットのシーンがハイライト再生されます。
尚「長目」は、全部再生されてるじゃん!って思いますが、これNHKで放送されてたんでCMが流れてなかったんですよね…。なんか「長目」はCMカット再生って呼んだほうが、いいんじゃないの?って感じですね(笑)んでも
オプションメニュー
さらに番組再生中にはオプションメニューで、様々な操作が可能です。例えば次回予約は連ドラなどの次回の予約することができたり、情報表示では番組の詳細情報を見ることができます。
「気になる人名」、「気になるワード」
オプションメニューにある「気になる人名」、「気になるワード」は、出演者、声優などの人名や、番組情報にあるワードが表示され、それをキーワードに番組検索ができます。
詳しくはレビュー4)番組表、My!番組表をご覧ください。
画質設定
オプションメニューから「画質設定」も可能です。
尚、「BDZ-AX2000」には高画質再生回路“CREAS Pro”が搭載されています。
16ビット高画質回路で、映像を解析して画素単位で最適な処理を施し、鮮鋭感と立体感のある高画質映像を表現するそうです。
→BDZ-AX2000 商品の特長 | 高画質・高音質再生機能:SONY
画質設定は「モニター種類」と「画質モード」から設定可能です。
また、「画質モード」はこれら以外に「カスタム」があります。
「カスタム」はBD再生時のプロジェクターやプラズマ、映画、アニメなどに最適化された、おすすめ設定がいくつか登録されていますが、自分で細かく調整する事も可能です。
調整できる項目は、
輪郭調整、精細感調整、超解像、スムージング、フィルムグレイン調整、アニメ・CGリマスター、コントラストリマスター、フレームノイズ除去、ブロックノイズ除去、モスキートノイズ除去、クリアブラック、コントラスト、ブライトネス、色の濃さ、色合い
となります。とんでもない項目数ですね(汗)
画質にこだわりのある方には嬉しいかもしれませんが、一般の方は使い切るのは難しい気がしますね(汗)ちなみに僕はここまで画質にこだわったりはしないので、これを使う事はないかもです(笑)
尚、以下のサイトで結構詳細に解説されてます。
→ソニーの新BDレコーダー最上位機「BDZ-AX2000」を速攻ハンドリングテスト
尚、「BDZ-AX2000」には高画質再生回路“CREAS Pro”が搭載されています。
16ビット高画質回路で、映像を解析して画素単位で最適な処理を施し、鮮鋭感と立体感のある高画質映像を表現するそうです。
→BDZ-AX2000 商品の特長 | 高画質・高音質再生機能:SONY
画質設定は「モニター種類」と「画質モード」から設定可能です。
モニター種類
- 液晶テレビ:液晶テレビに適した画質
- プロジェクター:プロジェクターに適した画質
- 有機ELテレビ:有機ELテレビに適した画質
- プラズマテレビ:プラズマテレビに適した画質
画質モード
- リビングおまかせ:リビングルームを想定し、モニター種類と映像素材に応じて自動で最適な画質に調整します。
- シアターおまかせ:シアタールームを想定し、モニター種類と映像素材に応じて自動で最適な画質に調整します。
- パワフルおまかせ:[リビングおまかせ]に比べてめりはりを効かせた設定です。モニター種類と映像素材に応じて自動で最適な画質に調整します。
- ダイレクト:すべての画質処理を無効とし、映像をありのまま忠実に再現します。[画質設定]は無効になります。
また、「画質モード」はこれら以外に「カスタム」があります。
「カスタム」はBD再生時のプロジェクターやプラズマ、映画、アニメなどに最適化された、おすすめ設定がいくつか登録されていますが、自分で細かく調整する事も可能です。
調整できる項目は、
輪郭調整、精細感調整、超解像、スムージング、フィルムグレイン調整、アニメ・CGリマスター、コントラストリマスター、フレームノイズ除去、ブロックノイズ除去、モスキートノイズ除去、クリアブラック、コントラスト、ブライトネス、色の濃さ、色合い
となります。とんでもない項目数ですね(汗)
画質にこだわりのある方には嬉しいかもしれませんが、一般の方は使い切るのは難しい気がしますね(汗)ちなみに僕はここまで画質にこだわったりはしないので、これを使う事はないかもです(笑)
尚、以下のサイトで結構詳細に解説されてます。
→ソニーの新BDレコーダー最上位機「BDZ-AX2000」を速攻ハンドリングテスト
音声設定
画質設定の他に音声設定もあります。
- 画音同期調整:映像と音声とのずれを補正(0~120ミリ秒)
- 外部入力音声:外部入力端子からの音声を[ステレオ]、[二重音声]で設定
- DV入力音声:HDV1080i/DV入力端子からの音声を[ステレオ1][ステレオ2][ミックス]で設定
再生中にホーム
再生機能とはちょっと別かもしれませんが、バックグランド再生しながら、メニュー操作が可能でした。
画質比較
録画モード別に再生時の画質を比較してみました。
DRは圧縮無し、SRは圧縮率標準、ERは最高圧縮の3パターンを比較しています。
画質モードによる録画時間の違いなどは録画予約のレビュー記事をご覧ください。
今さらですが、これって録画予約のレビュー記事の方に載せた方が良かったのかもな^^;
DRは圧縮無し、SRは圧縮率標準、ERは最高圧縮の3パターンを比較しています。
画質モードによる録画時間の違いなどは録画予約のレビュー記事をご覧ください。
今さらですが、これって録画予約のレビュー記事の方に載せた方が良かったのかもな^^;
画質設定はモニター種類:液晶テレビ、画質モード:パワフルで設定しています。
画面はデジカメにて撮影していますので、その時点ですでに劣化気味ですね(汗)
画面はデジカメにて撮影していますので、その時点ですでに劣化気味ですね(汗)
もう1つ比較を載せておきます。こちらは白で直線的な線画です。
まとめ
以上、ダイジェスト再生、オートグルーピング、画質設定、画質比較などのレビューでした。
フォルダ表示(オートグルーピング)に関しては、これがないと過去に録画した番組を探すのはかなり大変ですね。フォルダを設定する事で、自分の好きなようにフォルダで整理できるので、中々使い勝手が良いと思います。
再生は何と言っても自動でチャプターが付くのが良いですね。そして「ダイジェスト再生」の「長目」がCMを自動で飛ばしてくれるので便利すぎます。 ただ、僕の場合はスポーツとかあまり見ないので、「短め」などは使う機会は無い感じでした。
画質設定に関しては、さすがソニーさんの最上位機種って感じですね。ただ、あまりに設定が細かすぎるので、かなり映像にこだわりを持っている方でないと使いこなすのは難しそうです。
あと、画質比較ですが、僕的にはSRモードでも画質は気になりませんでした。 さすがにERモードは厳しいですね。普段使いはSRで永久保存版的に残しておきたい場合はDRモードやXRモードで録画って感じでしょうかね。
次回はPSPなどに録画した番組を転送する「おでかけ転送」関連をレビュー予定です。
それでは次回に続きます。
フォルダ表示(オートグルーピング)に関しては、これがないと過去に録画した番組を探すのはかなり大変ですね。フォルダを設定する事で、自分の好きなようにフォルダで整理できるので、中々使い勝手が良いと思います。
再生は何と言っても自動でチャプターが付くのが良いですね。そして「ダイジェスト再生」の「長目」がCMを自動で飛ばしてくれるので便利すぎます。 ただ、僕の場合はスポーツとかあまり見ないので、「短め」などは使う機会は無い感じでした。
画質設定に関しては、さすがソニーさんの最上位機種って感じですね。ただ、あまりに設定が細かすぎるので、かなり映像にこだわりを持っている方でないと使いこなすのは難しそうです。
あと、画質比較ですが、僕的にはSRモードでも画質は気になりませんでした。 さすがにERモードは厳しいですね。普段使いはSRで永久保存版的に残しておきたい場合はDRモードやXRモードで録画って感じでしょうかね。
次回はPSPなどに録画した番組を転送する「おでかけ転送」関連をレビュー予定です。
それでは次回に続きます。
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