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劇場版 マクロスF 恋離飛翼 ~サヨナラノツバサ~ 感想

待ちに待ってた劇場版 マクロスFの後編、恋離飛翼~サヨナラノツバサ~がついに公開されました!アルト、シェリル、ランカの三角形に決着が付くのか?新バルキリーYF-29デュランダルはどんな活躍を見せてくれるのか?あと死人は出るのか?(オイ と、スゴクワクワクしながら映画館に向かいました。
行ってきたのは公開日翌日の2月27日(日)で、映画館はいつもどおり宇都宮MOVIXです。今回はネットで予約して11:50の回で見ました。う~ん、なんか今日はいつもり空いてるな?って感じでしたね。前回のイツワリノウタヒメやガンダムOOの時は、どの回も満席状態だったんですが、サヨナラノツバサは結構席が空いてます…ってか、サヨナラノツバサだけじゃなくて他の作品も、つまり映画館自体が空いています。こんな映画館が空いてるのは珍しいな…もしかして東京マラソンのせい?(違

劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~

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ちなみにグッズもほとんど売り切れは無く揃ってましたし、映画の半券を2枚でもらえる「クリスタルプリント デカルチャーブックマーク」も全部揃ってました。ちなみにツレのチョイスでこのランカのバージョンゲットしました。

劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~
あと、僕は映画を見るとき必ずポップコーンを買うんですが、今回なんと「マクロスF」コンボセットなるものがありました!ポップコーンとドリンクのセットにおまけでポストカードが3枚付いてきます。迷わずコレにしましたが、ドリンクは飲むとトイレに高確率で行くことになるので、上映中は飲みませんでした。ちなみにSW EP2ではトイレに行ってヨーダとドゥークー伯爵のバトルシーンを見逃した実績があります(泣

そんなこんなで、マクロスF ~サヨナラノツバサ~を見たわけですが、僕的には想像以上に見応えがあり、最高に面白かったです。


それでは、感想を書きますが、ネタバレしまくりですので注意してください。


ストーリーは完全にTV版とは別物でした。イツワリノウタヒメは前半ある程度TVの流れを踏襲していましたが、後半から別物になっていき、その流れを組んでサヨナラノツバサは完全に新作となっている感じです。

アルト、シェリル、ランカ三角関係の決着

サヨナラノツバサで僕も含めみなさんが最大に気になっていると思われる三角関係ですが、これはきちんと決着が付きましたね。ついにアルトは選びました…シェリル・ノームを!!!物語の途中に子供の頃のアルトとシェリルが出会っていたって設定が出た時点で、これは決まりだな…って感じていました。しかもシェリルは風の巫女の家系のという血統書付きですからね(笑)
でも、お互いに惹かれ合った二人は結ばれることはありませんでした。シェリルのV型感染症はTV版のような少し無茶な設定の奇跡は起きません。歌と死の選択を迫られ、シェリルはアルトの為…いや宇宙の為に歌い、植物状態になります。そしてアルトはヴァジュラクイーンと共にデフォールドし行方不明に。僕にはアルトがやっと主人公…いやヒーローになれた気がしましたね。今回のタイトル「サヨナラノツバサ」は“ツバサ”はアルトの事だったんだな…。
二人は結ばれなかった点に付いては、僕的にはこれはしょうがないかなと思いました。もし、これで二人が普通に幸せになったら、ちょっとランカが可哀想すぎますよね。

新しい翼「YF-29デュランダル」

アルトの新しい翼「YF-29デュランダル」。これカッコ良すぎます!しかも、フォールドウェーブシステムを搭載し、シェリルやランカの歌をダイレクトに力に変える事ができると言う、とんでもない機体となっています。まるで、Zガンダムのバイオセンサーやνガンダムのサイコフレームばりに、人の精神の力で奇跡に近い力を発揮します。
この力でヴァジュラクイーンとバトルフロンティアが融合したラスボス(?)と戦い、止めこそブレラに譲りますが、完全に翻弄していました。
そのブレラはVF-27 ルシファーでゴーストを3匹つれてくるという、とんでもない状態でしたが、その状態のVF-27ともYF-29デュランダルは互角に戦ってましたからね。
すでにファイター形態のプラモが出ているので、スゴク欲しくなりました。

そういえば、ブレラは最終局面まで味方になりませんでしたね。ブレラvsオズマのお兄ちゃんバトル(笑)肉弾戦も繰り広げてましたし。ちなみにその戦いを見てランカが「お兄ちゃん」って叫ぶんですが、どっちだよ!みたいな(たぶんオズマだと思いますが)ちょっと笑えました。そして最後の最後でようやくインプラントから解放され正気に戻ったブレラは、全ての黒幕ギャラクシー船団首脳ネットワークに止めを刺すしますが、残念ながら死んでしまいます。今回の主要キャラで唯一死んだキャラなのかな…あっ杉田君もといレオン・三島を忘れてた(笑)

前作同様、迫力のライブシーン

ライブシーンはイツワリノウタヒメ同様にサヨナラノツバサもかなりこってましたね~。今回はシェリルだけでは無く、ランカのライブシーンもあって見ごたえがありました。あの前作の最後に登場した赤いバルキリーはランカのライブ演出でしたね。何か重要な意味があるのかと思ってたら肩透かしでした(汗)
また、歌と戦闘シーンのマッチングが前作以上に素晴らしかったですね!特に放課後オーバーフロウをバックにYF-29デュランダルが発進するシーンや、恋のドッグファイト、Get it onでの戦闘シーンは涙が出るほど震えました!でも一番萌えたのはシェリルのナース姿です(オイ

劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~

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他にも気になったり、楽しい…笑えるシーンは山ほどありましたね。
ワイルダー艦長のマクロスクォーターでの波乗りや、アルカトラズ刑務所でのミシェル、クラン、カナリアのバンド。他のSMS各支部(つーか支部があったのか^^;)の参戦…そしてなんと言ってもマクロスプラスのイサムの登場!!!あれYF-19だったのかな?とにかく見所が多分にあり、あっという間に終わってしまった感じでした。
約2時間という時間の中で良くまとまっていると思いますね~。

これでマクロスFも終わりなのかという寂しい気持ちだったんですが、パンフフレットの河森監督インタビューの最後に、今回のサヨナラノツバサは通過点としての完結編と言っていました。「フロンティア感覚っていうのは、まだまだ進化していくだろうし、自分でも『マクロスF』って言う作品の構造がもっているカギを、まだ全部開けていないっていう感覚がある。いろんな扉が隠されているし、いろんなカギを今でも探索中です。『マクロスF』は現在進行形のライブです。だから終わりがないんですよ。」との事。
これは、続編もしくは、なんらかの形での展開が期待できるコメントです!
今後の展開が楽しみですね~。

そう言えば、劇中、背景のモニターなどに手塚作品の「鉄腕アトム」や「不思議なメルモ」などが流れていたのは、なんの意味があったんだろーか?ただのお遊びなのかな?気になる~。

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