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AQUOS クアトロン 誕生秘話 イベントレポート

シャープ AQUOS「4原色革命 Quattron(クアトロン) 誕生秘話」イベントレポート その3(クアトロンがスゴイのは4原色だけじゃなかった!!)

シャープ AQUOS「4原色革命 Quattron(クアトロン) 誕生秘話」イベントレポートです。
開発者さんに直接お話しを伺え、発売したばかりの実機を体験させていただきました。
クアトロンには4原色(RGB+Y)化の他に、実は様々な特長がありました。
AQUOSとしては初めて対応した3D映像、ARSS・DuoBassを使用した高音質、THX認定の取得やUSB-HDD録画への対応など、お話し&体験させていただきました。

このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)

クアトロンの3D映像は明るい!!(現時点で業界最高)

クアトロン3Dン(Quattron):独自特長

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アクオスの3Dはクアトロンがベースになっています。つまり4原色で明るい3Dなんです。
シャープさんとしては特に3D映像での明るさにこだわったそうです。
フレームシーケンシャル
クアトロンの3Dでは「フレームシーケンシャル表示方式」を採用しています。
フレームシーケンシャルでは、高速で片目ずつ入ってくる映像をメガネで遮断するので目に入る光は半分になり、更にメガネを通すことで目に入ってくる光が減るので、結果「3Dは映像が暗い」と言われています。
これをクアトロンでは「UV2A」パネルと「4原色技術」で明るい3D映像としたそうです。
現時点で業界最高の明るさを実現し、2D映像と同様の高画質を再現しています。
さらに、昼間のリビングや、夜などどんな環境でも見やすい明るさに調整できるようにリモコンに明るさアップボタンを用意しているそうです。本当に明るさにこだわってますね~!!

実際に3D映像を見せて貰いましたが、暗さはまったく気になりませんでしたよ。
あとスゴク自然な映像に感じました。 僕は映画館で3D映画を見たことは無いんでわからないのですが、参加されていた方からクアトロンの方が映画館より良いと言う意見が多かったですね。

クアトロンは2D映像を3D映像に変換可能!

クアトロンン(Quattron):3D設定画面

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これ僕はかなり驚いたんですが、2D映像を3D映像に変換可能なんですね~。
これは他のメーカーさんでも付いてる機能のようですが、あまり3Dに興味が無かった為知りませんでした(汗)今時はこんな機能があったんですね。
リモコンの3Dボタンでワンタッチで2D映像→3D映像変換でき、さらに3D効果を16段階で変換可能です。
まだまだ3Dのソフトは少ないですからこれは便利な機能ですよね。
う~ん、マクロスFの「板野サーカス」とか3D変換してみたいな~。
ちなみにデモで流したコンサート映像でアメリカ人女性歌手の胸が3D変換されてスゴイ事になってたな…これは色々な需要がありそうかも(笑)

クアトロンは3D映像用のサラウンドを用意

サラウンド技術を駆使し、3D映像に合わせた奥行き感のある音場を作っているそうです。 空間の「残響音」を再現し、臨場感がさらにアップします。 モードはスタンダード、シアター、コンサートホールの3つを選択可能です。 クアトロンは映像だけではなく音にもこだわってますね~。

クアトロンの3Dメガネは3D→2D変換可能!?

クアトロン(Quattron):3Dメガネ

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クアトロンの3Dメガネは3D映像を2D映像に変換可能です。
一瞬、何故に2D映像に変換???って感じでしたが、これ実はかなり意味のある機能でした!
クアトロン(Quattron):3Dメガネ スイッチ

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例えばリビングで家族みんなで3D映像見ていたとして、「3Dは苦手だから2Dで見たいけど、みんな3Dを楽しんでるから悪いよな…でもメガネを外すと二重画像で見れたもんじゃないし…。」ってな時に、このメガネの3D→2D変換スイッチを入れると、3D映像を2D映像で見ることはできるんです。
シャープさんの「テレビはリビングで楽しむモノ」というこだわりを感じさせる機能ですね~。


さらにこのメガネはボタン電池で動くんですが、もし電池が無くなってもUSBケーブルにつなげれば使用可能です。突然の電池切れでも安心です。 ただし、充電機能はありませんので注意です。
クアトロン(Quattron):3Dメガネ カラーバリエーション
3Dメガネのカラーバリエーションは3色あります。
TVに付属されるのはシルバーでブルー、レッドはオプションです。


クアトロンはTHX認定を取得してます!!

THXとは

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ジョージルーカスが1978年にスターウォーズを公開した際に色々な映画館をみてまわったそうです。各地の映画館の音が思っていた自分の意図した音になっておらず落胆し、音やスピーカーの配置などの映画上映の音の規格をつくったそうでして、それが「THX」です。
2006年秋には音だけでなく映像の規格もできたそうです。
シャープさんでは2007年に発表した TH1シリーズでTHX認定を取得したそうです。
これは、液晶テレビでは世界初とのこと!!さすが液晶のシャープですね。
そしてクアトロンのLV3とLX3シリーズはTHX認定を取得しています。
これはTH1シリーズ以降では初めてとなるそうです。
これって実はかなりスゴイ事じゃないの!?シャープさんのサイトとか見てもTHXの事はあまり目立ってないですが、もっとアピールしないともったいない気がするな(汗)


THXとは真逆のシネマモード?「映画(クラシック)モード」

THX認定を受けた映画モード以外に映画(クラシック)モードがあります。 通常のテレビではフリッカーそしてノイズを無くしてより高画質を目指すのですが、逆転の発想でフリッカー、ノイズ、パタパタ感を目立たせ、古い映画の雰囲気をあじわってもらうモードを用意したそうです。 ちなみにこれ最近のテレビではタブーとなっているものらしいです。シャープさんチャレンジャーですね(笑)
バックライトスキャン、黒挿入を行うことで液晶臭さがなくなっているそうで、映画館のスクリーン上で投写しているような、繊細感を出しながらも柔らかい映像を目指したそうです。


高画質テレビにふさわしい高音質「ARSS・DuoBass」

クアトロン(Quattron):ARSS・DuoBass

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高画質テレビにふさわしい高音質を備えるべきとシャープさんは考えているそうです。
4原色化にふさわしい音響…それが、ARSSとDuoBassによる音響システムです。
ARSSは画面を囲むようんに8つのスピーカーを設置し、映像と音を一体化しています。
ですが、スピーカーを増やすと言うことは筐体が大きくなります。
ここでシャープさんは筐体は出来るだけスマートにし、かつ音はしっかりした良い物を作るとと言う、高い目標をかかげ、かなり努力をしたそうです。
その結果LX1よりスピーカーを2つ増やし8スピーカーになったにも係わらず、逆に筐体はスリムにすることに成功したそうです。
クアトロン(Quattron):L字型メインスピーカー

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TVを薄く作る為、スピーカーは画面の下に配置するんですが、そうなると画面下のフレームが縦に大きくなってしまうんです。そー言えばアクオスのイメージって画面の下にボリュームがあるイメージですね。僕の実家のアクオスもそうでした。
ここで、シャープさんはメインスピーカーをL字型にし形状を液晶TVに合わせる事で、フロントに直接スピーカーがでるようにしました。LX1では後ろにスピーカーがあり、フロントへは直接出ていなかったそうで、やはりフロント直接出ている形には勝てないそうです。
クアトロン(Quattron):ARSS・DuoBass

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高域部用の小型スピーカーはサイドに設置し、低音はウーファーを中央に設置しています。このウーファーは「Duo Bass」と言い、2つのスピーカーを背面対向させる事で振動の無いウーファーになっているそうです。

実際に旧機種と音を聞き比べさせて貰ったのですが、驚くほど違いがわかりました!! 僕は音響に詳しくはないんですが、あきらかに全然違いました。旧機種は篭った感じの音で、クアトロンはものすごくクリアで音に広がりがあり、大ボリュームにしても音が割れたりしてませんでした!!


クアトロンはUSBハードディクス録画が可能

クアトロン(Quattron):USB-HDD録画対応

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クアトロンはアクオス初の「外付けUSBハードディクスへの番組録画」に対応しています。
僕はREGZA Z9000を使っているわけなんですが、購入のきっかけの一つになったのが液晶TV単体での番組録画機能でした。ついにアクオスも対応したって感じですね~。
今まで説明のあった高画質・高音質とは別の意味で、かなり大きなポイントになると僕は思います。
ちなみにずっと「アクオスはなんでやらいないの?」って言われ続けていたらしいですね。
そんな訳で今回はシャープさん思い切ってやってみたそうですよ(笑)


クアトロンがスゴイのは4原色だけじゃなかった!!

クアトロンは4原色(RGB+Y)化が目立っていますが、
それ以外にも以下のような特長がありました!

  • アクオスでは初採用ながら現時点で業界最高の明るさを誇る3D映像
  • スリム化と高音質を実現した8スピーカーARSS・DuoBass
  • THX認定を取得したシネマモード、そして逆転の発想のクラシックシネマモード
  • アクオス初のUSBハードディクス番組録画への対応

僕も今回のイベント参加するまでは「クアトロン=4原色(RGB+Y)化」としか認識してませんでしたが、実はこれほど様々な技術と機能が盛り込まれているとは…(汗)
シャープさんのクアトロンに対する気合いの入りっぷりが感じられます。

→LC-60LV3、LC-52LX3、LC-46XF3外観レビューに続きます。
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このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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