スジボリ(スジ彫り)の道具と方法 その2
MODELING [モデリング] ツール&テクニック
2010年4月29日 22:34
前回の記事で書いた「透明ビニールテープを使ったスジボリ」ですが、
初心者ながら、僕なりにアレンジした方法を紹介します。
まだまだ精進中なので、参考にならんかったらスマンです(汗)
基本はシマコウさんの方法に+αした感じです。
初心者ながら、僕なりにアレンジした方法を紹介します。
まだまだ精進中なので、参考にならんかったらスマンです(汗)
基本はシマコウさんの方法に+αした感じです。
1)プラにスジボリを書く
パーツにスジボリのデザインを書きます。
0.3mmのシャーペンで書いてます。
この後セロハンテープに転写します。
濃いめの芯の方が転写した際に見やすいんで良いんですが、 0.3だとBしか売ってるの見たこと無いです。
0.5にすれば濃いのもあるんですが、細い方が書きやすいんですよね。
ん~、写真のパーツは雑過ぎですね…(汗)
0.3mmのシャーペンで書いてます。
この後セロハンテープに転写します。
濃いめの芯の方が転写した際に見やすいんで良いんですが、 0.3だとBしか売ってるの見たこと無いです。
0.5にすれば濃いのもあるんですが、細い方が書きやすいんですよね。
ん~、写真のパーツは雑過ぎですね…(汗)
2)セロハンテープを貼る
3)剥離紙にビニルテープとセロハンテープを貼る
ビニルテープを剥離紙に貼ります。
剥離紙はホビーベースのペーパーマットMホワイトを使用してます。
で、その上にパーツから派がしたセロハンテープを貼ります。
左右対象にしない場合や、あまり精度を求めない場合は、 このままカッターで切り出しちゃっても良いかもです。
剥離紙はホビーベースのペーパーマットMホワイトを使用してます。
で、その上にパーツから派がしたセロハンテープを貼ります。
左右対象にしない場合や、あまり精度を求めない場合は、 このままカッターで切り出しちゃっても良いかもです。
4)その上にマスメツールを貼る
さらにマスメツールを貼ります。
剥離紙→ビニルテープ→セロハンテープ→マスメツール
マスメツールはハイキューパーツさんの商品
で、1mmの升目が印刷されたシールです。
この升目を利用して角度や平行な線の精度を簡単に高められます。
剥離紙→ビニルテープ→セロハンテープ→マスメツール
マスメツールはハイキューパーツさんの商品
で、1mmの升目が印刷されたシールです。
この升目を利用して角度や平行な線の精度を簡単に高められます。
6)マスメツール基準にカットする
油性ペンの点を基点にマスメツールにそってカットします。
この際、シャープペンのラインは目安程度に考えて、 マスツールに沿った形でカットしてます。
こうすることで、ラインが綺麗に修正されます。
これで、ガイドは完成です。マスメツールは剥がしません。
パーツにガイドを貼る際に役に立つのです。
例えば、パーツのセンターとガイドのセンターをあわせる場合に、 マスメツールを貼ったままであれば、正確に行えます。
この際、シャープペンのラインは目安程度に考えて、 マスツールに沿った形でカットしてます。
こうすることで、ラインが綺麗に修正されます。
これで、ガイドは完成です。マスメツールは剥がしません。
パーツにガイドを貼る際に役に立つのです。
例えば、パーツのセンターとガイドのセンターをあわせる場合に、 マスメツールを貼ったままであれば、正確に行えます。
7)ガイドをプラに貼る
パーツにガイドを貼ります。
先程説明したように、マスメツールを目安に貼り付けると楽です。
ちなみに、僕はガイドを貼る前に、パーツにセロハンテープを貼る→剥がす繰り返して、 パーツについたゴミや油分を取ります。 これをしないと、ガイド接着があまくなるんですよ。
てか、僕の指が油ギッシュなだけだったりして(笑)
先程説明したように、マスメツールを目安に貼り付けると楽です。
ちなみに、僕はガイドを貼る前に、パーツにセロハンテープを貼る→剥がす繰り返して、 パーツについたゴミや油分を取ります。 これをしないと、ガイド接着があまくなるんですよ。
てか、僕の指が油ギッシュなだけだったりして(笑)
8)ガイドに沿ってスジ彫る
ガイドに沿ってスジボリます。最初はなでるように、軽~く彫ります。
ある程度、溝ができたら少しずつ力を入れて彫っていきます。
僕はBMCタガネ(今回の例では0.1mm)を使ってるんですが、人差し指の上に置いて、親指でコントロールしてます。
彫るのは縦では無く横へ、左から右へ向かって彫ってます。 色々試したんですが、今はこの方法に落ち着いてます。 力加減や動きなどコントロールしやすいです。 あくまで僕の場合ですが。
ある程度、溝ができたら少しずつ力を入れて彫っていきます。
僕はBMCタガネ(今回の例では0.1mm)を使ってるんですが、人差し指の上に置いて、親指でコントロールしてます。
彫るのは縦では無く横へ、左から右へ向かって彫ってます。 色々試したんですが、今はこの方法に落ち着いてます。 力加減や動きなどコントロールしやすいです。 あくまで僕の場合ですが。
あと、ガイドはセロハンテープとマスメツールが貼ってある為、
ビニルテープのみよりも硬くなります。
ですので、ブレにくくスジボリがしやすいです。 これは好みの問題もあるかな?
ですので、ブレにくくスジボリがしやすいです。 これは好みの問題もあるかな?
9)ガイドを剥がし、さらにスジ彫る
スジボリがある程度、彫れてきたらガイド剥がします。
ガイドを付けたまま続けてもいいんですが、ガイドに結構厚みがあるため、僕にはスジボリが見にくく感じるんです。ですので早めに剥がしちゃってます。
僕は特に角の部分などが見にくくて気になるので早めに剥がしてしまいます。
ガイドを付けたまま続けてもいいんですが、ガイドに結構厚みがあるため、僕にはスジボリが見にくく感じるんです。ですので早めに剥がしちゃってます。
僕は特に角の部分などが見にくくて気になるので早めに剥がしてしまいます。
この状態であれば、ガイドが無くてもブレることはありません。
あとはなぞっていくだけなんですが、問題はどの位まで深く彫るかですね…。
深く彫るほど線はくっきりしますが、その分太く見えますし、浅いとその逆になります。
好みの問題でしょーかね?
全ての線を同じ深さにするため、彫る回数を決めておくと聞くんですが、
回数が同じでも彫る強さが一定で無いと意味が無いので難しいです。
はっきりいって、僕はよく分かりません、いつも見た目やカンをたよりしてます。(笑)
あとはなぞっていくだけなんですが、問題はどの位まで深く彫るかですね…。
深く彫るほど線はくっきりしますが、その分太く見えますし、浅いとその逆になります。
好みの問題でしょーかね?
全ての線を同じ深さにするため、彫る回数を決めておくと聞くんですが、
回数が同じでも彫る強さが一定で無いと意味が無いので難しいです。
はっきりいって、僕はよく分かりません、いつも見た目やカンをたよりしてます。(笑)
10)完成
ちなみに、左右対称のスジボリの場合の反転したガイドの作成ですが、
まず、剥離紙に「ビニルテープ→セロハンテープ→マスメツール」と貼り、
素になるガイドのマスメツールを参考に切り出せば、簡単に反転したガイドが作成できます。
ちなみに、セロハンテープは省略しても良いんですが、
ガイドの硬さを調節する為に貼っています。
この方法でF2ザクの脚は彫りましたが、
もっと良い方法とかあるのかな~?
もっと、こーしーたほーが良いよ!
みたいなのがあったら、是非教えて欲しいです。
スジボリ道、日々精進あるのみです!!
で、その後、完成したザクがこちらです。よろしかったらご覧ください。
→HGUC ザクII F2 ジオン仕様 制作 その19 (完成!!)
まず、剥離紙に「ビニルテープ→セロハンテープ→マスメツール」と貼り、
素になるガイドのマスメツールを参考に切り出せば、簡単に反転したガイドが作成できます。
ちなみに、セロハンテープは省略しても良いんですが、
ガイドの硬さを調節する為に貼っています。
この方法でF2ザクの脚は彫りましたが、
もっと良い方法とかあるのかな~?
もっと、こーしーたほーが良いよ!
みたいなのがあったら、是非教えて欲しいです。
スジボリ道、日々精進あるのみです!!
で、その後、完成したザクがこちらです。よろしかったらご覧ください。
→HGUC ザクII F2 ジオン仕様 制作 その19 (完成!!)
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