香港旅行記 2011夏 その1　1日目（宇都宮出発～香港到着)

2011年8月に三泊四日で香港に旅行に行ってきました。前回は旅行の準備の話でしたが、今回は宇都宮から香港到着までです。

そんなこんなで宇都宮から香港へ出発しました。行きの飛行機は成田から20:00発。宇都宮から成田までは電車を利用。バス（成田空港線マロニエ号）も考えたんですが、渋滞が心配で、時間も読めないので電車にしました。14:30にJR東北本線で出発し、赤羽で乗り換え京浜東北で日暮里まで移動。日暮里からスカイライナーで、成田に到着したのは17:30位でした。

成田空港に付いて取りあえずエアチケットを引き替えに…って香港エアラインのブースが見あたりません（汗　で、よくよく見てみると他の航空会社とは別の辺鄙な場所にあり、ちょっと扱いが酷い気が…。いきなり少し心配になりました（笑

無事にエアチケットを引き替え、次はTelecomSquareのカウンターへ行きネットで予約してあった香港用のWiFiルーターを受け取りました。このサービスは宅配で事前に受け取る事もできるんですが、発送した時点からレンタル料金が掛かるので、僕は空港カウンターでの受け取りを選びました。また返却時も空港カウンターで行うことができますよ。
ちなみにネット上には様々モデルが掲載されていますが、行く国によって機種は決まっているようなので、こちらから機種を選択することはできません。また、その場で接続チェックなどの動作確認も可能です。 →TelecomSquare：海外用データ通信カード

各種引き換えが終わったところで、セキュリティチェックへ。ここで思わぬ事態が（汗　僕的には別に何も変なモノ持って行ったつもりは無かったんですが、 X線検査機を通した所、何故か呼び止められて荷物チェックに（汗「ナイフ持ってます？」って言われて「持ってねーし！」（こんな横柄には言ってませんがw）と返しましたが、なんとウェンガーの超小型スイスツールがNGとの事。こんな小さいモノ(折り畳んだ全長7cm位)のもダメなのか！？で、機内の預け荷物にするか、ここで破棄するか二択を迫られ、泣く泣く破棄しました。荷物引き取り時間を無くすために、全部機内持ち込みにしようと、荷物をコンパクトにした苦労が水の泡になっちゃいますからね…。

出国審査は普通にパス。そして登場時間になるまで、カフェバーで一息入れて、その後、飛行機に乗り込みました。
写真に写ってるのが、僕が乗った香港エアラインの飛行機。他と比べるとかなり小型でした。機内は真ん中に通路があり、左右に3人がけ席の一列6人です。僕はいままで飛行機に乗ったのは、仕事で北海道に行った時と、子供の頃に家族旅行で新島に行った時だけ。久しぶりの飛行機だったので離陸時はかなりビビリました（笑　でも新島の時乗ったのはセスナだったので、それに比べてば全然怖くはないんですけどね。それにしてもセスナはやばかったな…（滝汗
シート（レカロ）の座り心地は普通で、スペースは狭くもなく広くもなくって感じでした。
ちなみに、隣の席には香港在住でこれから帰国するっぽい、おじさんが電子ジャー持って座っていました。ま、まさか…わざわざそれを買いに日本へ来たの？（笑

ちなみにこれが機内食。メインは鶏肉のソテー。味付けは薄めですが普通に食べれました。左上はそば（らしきものｗ）でその隣はプリン。パンの上にあるのがそばつゆです。このつゆ緑のたぬきの味がしました…大好物なんである意味、嬉しかったんですけどね（笑
尚、右上の端に置いてるあるのは水なんですが、これは香港国内でも多く流通しているコカコーラブランドのミネラルウォーター。この水には向こうでも、かなりお世話になりましたね～

あと、機内では香港の入出国カードを記入しました。複写式になっており、一枚目は香港の入国時に、もう一枚は出国時に使用します。これ、一瞬どう書いていいか分からなかったんですが、「地球の歩き方」の記入例を頼りに記入。

そんなこんなで、約4時間のフライトで香港国際空港に11:30位（香港時間）に到着しました。入国審査は行列でこれは時間掛かるな…と思ったんですが、審査ゲートがどんどん増えてそれほど時間は掛からずに入国完了。ってか最初からゲート増やしといてよ！と思ったのは内緒です（笑

入国後まずは日本円を香港ドル（HKD）に換金。
もちろん、英語は通じますが日本語は一切通じません。ここで改めて海外に来たことを実感し、軽く心配にまりました（笑
レートは1HKD=約9円位だったと思います。とりあえず25,000円を換金。TelecomSquareで借りたWifiルーターの接続を行い香港でのネット接続も完了。そしてホテルを向かいました。

ホテルは中環（ヅォンワン）にあるので、まずは香国際港空港から、エアポートエクスプレスで香港駅に向かいました。と、その前にエアポートエクスプレストラベル・パス（機場快綫旅遊票）を購入。これはエアポートエクスプレスの往復または片道と、香港の地下鉄MTRを3日間乗り降り自由なチケットです。往復は300HKD、片道は220HKDで往復を購入。また、これにはオクトパス（電子マネー機能）が付いており、香港のコンビニなどでチャージする事が可能。コンビニはもちろん地下鉄やトラムやバス等の交通機関でもこのパスが使えるので、小銭をワザワザ出さなくて便利です。

写真はエアポートエクスプレスの中です。かなり近未来的なデザインで、なかなかカッコ良いです。そしてエアポートエクスプレスで香港駅に移動します。そこからはタクシーでホテルへ。タクシー運転手には英語が通じなかったのでホテルの名前と住所を印刷した紙を見せました。しかし香港のタクシーの荒さは半端無かったですね。荒いとは聞いていたんですが、マジですごい荒い運転で、かなりビビリました。

なんだかんだでホテルには午前1時位に到着。タクシー料金は最低価格である20HKD（だったかな？）。日本のタクシーに比べると安いですね。で、タクシーを降りた瞬間、何かいやな予感がしました。なので、自分の座っていた席を見たんですが、室内灯が付いておらず、暗くて見えません。仕方が無いので手探りで探ったんですが、忘れ物はなさそう。で、タクシーはドアを閉め走り出しました。
それでも、いやな感じが抜けきれず、その場でポケットを弄っていると…
無い…WiFiルーターが無いYOOOO！！！！
持ち物を全部調べたんですが、やはりありません（号泣 もう、自分に腹が立つやら、情けないやら、これからどうなるのかと考えて軽くパニックでした。とりあえずホテルにチェックインして、落ち着いて考えたんですが、香港のタクシー会社をあたってルーター探すのは言葉の壁もあって難しいと判断し、TelecomSquareに紛失処理を申請する事にしました。
TelecomSquareに国際電話で事情を説明すると、悪用を避けるため回線をすぐに停止、そして紛失した機器の弁償代金の話に。機器はなんでも8万円ぐらいするらしいので、普通はそれをまるまる払うわけなんですが、僕はレンタル時に「安心補償スタンダード（1台210円／日）」という保障にに入っていたので、15%負担の12,000円で済みました。
でも、この保障を受けるにはなんと地元警察で盗難証明が必要とか言っってます…（汗　もー勘弁してよーと思って、言葉通じないんで無理です。って言ったら、じゃあ日本に戻ったら受け渡しカウンターで簡単な書類に記入してください。との事…ってか、それ先に言ってよ！

ちなみに「安心補償プラス（1台315円／日）」に入っていると、全額無料です。ってかよく保障に入ってたな…あの時点から虫の知らせでもあったのかな？今度借りるときはプラスに入ろう…っていうか無くすなよ！って話ですね（汗

とりあえずWiFiルーターの方は片付いたんですが、今度は香港での通信環境をどうするかって話です。ホテルはロビーに無料のWiFiがあるので、いいとしても香港内を歩くのにiPhoneのGoogleマップが使えないのはかなり痛い。なので、ソフトバンクの海外パケホを使うことにしたんですが…なんか僕のiPhoneは圏外表示。まったく香港のキャリアを認識しません。ちなみに相方のiPhoneは香港のキャリアであるCSLをバリバリ受信してます。なんか変だな？と思って、VAIO Pを無料WiFiで繋げて契約内容を確認したところ…海外でiPhoneを使うための世界対応ケータイに入ってない…orz　もう勘弁してよ、と思いつつ、その場で契約内容を変更。その時点で明け方だったので、すぐには反映しないだろうと思い。その日はとりあえず就寝。多分寝たのは明け方5:00位だったと思います（とほほ

香港1日目はこのように素晴らしいスタートから始まりました…（自業自得
2日目に続きます。