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パケットビデオDLNAソフト Twonky 体験イベントレポート

パケットビデオDLNAソフト「Twonky(トゥワンキー)」体験イベント その2(GET FREEDOM メディアを楽しむ自由をその手に)

パケットビデオさんのDLNAソフト「Twonky(トゥワンキー)」の体験イベントに参加してきました。
Twonkyは携帯電話、スマートフォン、PC、テレビ、ゲーム機やステレオの壁を無くし、自由に映像や音楽を見たり、音楽を聴いたりできるソフトです。
前回はパケットビデオジャパン代表の高木さんより、会社紹介からTwonkyでどんなことが実現できるかをお話しいただきました。
今回は特別ゲストでご参加されていた、ITmediaやインプレスで活躍しているAV評論家の本田雅一さんのTwonkyやホームネットワークに関するお話しとなります。
このレビューは「みんぽす」の無償イベントに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
それでは、レポート開始です。

特別ゲスト本田雅一さん

パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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今回のイベントではITmediaやインプレスで活躍しているAV評論家の本田雅一さんが特別ゲストとして参加されていました。

本田さんは、もともと普通のサラリーマンだったそうなんですが、何故現在のようなAV評論家としてジャーナリストの道に入ったのかというと「ケチだった!」からだそうです(笑)
モノを買って、これは気に入らないから買い直すという失敗をしたくない事から、製品について色々調べるようになり、調べるほど自分が知らなかった事が分かるようになってきたそうです。そこで、今度は自分が買い物を失敗しない為だけではなく、みんなにも失敗して欲しくないと思い始め、レビュアーという仕事を始めたそうです。

僕がブログを始めたきっかけも、失敗も成功も含めた自分の経験や知識が、誰かの役に立てばな~と言う気持ちも大きかったので、スゴク共感できます。

ちなみに、今だったら、僕たちと同じようなブロガーとなっていたと思っているそうですよ。それはそれで見てみたかったかも^^;

GET FREEDOM メディアを楽しむ自由をその手に

パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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今回のお話しのテーマは「GET FREEDOM」です。DLNAによるネットワークのシステムで、自由にメディアを楽しもう!という話なんですが、その前に本田さんがこのイベントに参加した理由をお話し頂きました。

モノフェローズのイベントに本田さんのような立場の人間が関わったのは初めてだそうです。 本田さんがなぜここに来たかというと、より良い製品やサービスで知られてないモノがあったならば、それを正しい形でみなさんに知ってもらいたいという思いからだそうです。現時点では不完全な部分があるかもしれないですが、「将来的には、これ面白いんじゃないか?」と言う気持ちを共有してもらいたいという思いでここに来たそうです。それはTwonkyだけはなく、同じようなタイプの製品やサービスがあったならば、同じように関わっていきたいと思っているそうです。

製品の評価や人気は、その製品の本当の良さだったり、将来的に普及するか、そして世の中が豊かになるのかとは、また別の話です。 製品の完成度が低く、人気の無い商品だとしても、自分の目で見て「あ!これいいかもしれない…?」と思ったら、きちんと評価をすることで、その製品のアイデアに注目が集まったり、次の製品が開発されたり、別のメーカーがもっと良い商品を作ってくれたりと、広がってくれたら良いと考えているそうです。 本田さんは、そこに少しでも関わっていけたら良いと考えており、僕達モノフェローズにも「自分たちはこういった流れに関わって、世の中を動かしてるんだ!」という気持ちでいて欲しいと考えているそうです。

僕のブログを見てくださっている方々には、多少かもしれませんが、何らかの影響をあたえているかもしれません。そう考えるとほんの少しかもしれませんが、世の中に影響をあたえているのかもしれませんね?(ホントの所はわかりませんが^^;) お~!でも何かそう考えるとテンション上がりますね~!

ちなみに「GET FREEDOM」ってテーマは、日清さんや大友さんにに怒られそうだという話はナイショです(笑)

デジタルメディアを楽しんでますか?

パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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動画も音楽もデジタル化され、ありふれた存在になってきています。
インターネットネットが普及し、テレビやレコーダーもデジタル化され、携帯電話も映像や音楽を再生できるようになっています。その時、その場所で自由に望みのメディアを楽しめる気がしますが、実際にはそうなっていないと本田さんは考えています。

でも現実はあまくない

パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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コンテンツで言えばコーデック、DRM、コンテナ形式も違いますし、同じコーデックなのにプロファイルもあり、映像だったら解像度も関係して再生できない事があります。 ネットワークに関してはWindows Media ConnectのようにDNLAと似ているが非なるモノがあります。また、多数のアプリケーションが存在し相互の連携が可能かどうかもよく分かりません。実際に動かしてみると、動いたりするのですが、メーカーは保証していない場合も多いです。

アナログメディアであれば、再生すれば必ず音が出ました(音質は別として)。デジタルメディアの場合、コーデックやDRMなどの関係で、再生できない事があります。多くの方々は「難しい」とか「何か私が悪いのかもしれない?」と思い、あきらめてしまいますし、逆にエキスパートの人たちは「そんな時はコレをこうするのが当たり前じゃない!」と自然にやってしまって、実は不便だということに気がついて無い場合もあります。

さらに、家電とPCと携帯電話は温度感…常識の違いがあると考えていそうです。
PCを開発している人たちは「家電だろうがPCだろうが同じTCP/IPで通信してDLNAだったら繋がるのは当たり前じゃない?」と思っていますが、デジタル家電を開発している人たちは、家電同士が繋がれば良いと思っていることが多いそうです。
PCは何でも自由にできてしまうので「そんなメンドクサイものを家電に繋げるのは困る…」と言うのが家電屋さんの考え方で、そこには携帯電話も入ってくるそうです。

このように現実は甘くなく、その厳しい現実にいきなり飛び込み、それを体験してしまうと「これは使い物にならない!」と使うのをやめてしまいます。
そして、DLNAは「アノめんどくさいモノ」、「アノよく分からないモノ」、「使ってみたけど繋がらなかったモノ」といって、あきらめてしまう人が多く、正しい評価をされていないのが残念な事だと考えているそうです。

僕の家でもREGZAやPS3、iPhoneやvVAIOなどDLNAに対応した製品を利用していますが、 繋がって、データを認識はするんですが再生できなかったりと言うことが多々あります。さすがに「使い物にならない」とまでは思ってませんが、「こんなもんだよな」と、どこかであきらめの気持ちはありますね。

僕らのやりたいことは?

パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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DLNAは色々な問題がありますが、本当に使えないのでしょうか?
自分達がホントにやりたいことは何なのか?」を一度整理してみると、「機器やコンテンツの差異を吸収する仲介約がいれば良いのではないか?」と考えることができます。

アナログメディアからデジタルメディアへと変化した、現在の環境で便利になるはずが、むしろ不便になっているのではないか?という事を、一度頭をリセットして考え直して欲しいと本田さんは考えています。

ネットコンテンツを好きな装置で

パケットビデオのスタート:パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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例えば、flickerやPicasaに旅行写真をアップしたと友人や離れて暮らす家族からメールが送られてきたとします。
パソコンでも良いですが、やはりリビングの大画面テレビで家族みんなで見たいと考えますよね?テレビがインターネットに対応していない場合は、ネット上からPCに画像を全てダウンロードして、そのデータをメモリカードに入れたり、NASに移して共有するなどの方法が考えられますが、一手間かかってしまいます。

そこにもし仲介役(Twonky)がいれば解決する事ができます。
TwonkyBeamはインターネット上の画像を直接テレビに映し出すことができますし、Youtubeなどの動画や、ネットラジオもPCから直接にテレビで再生する事ができます。

ボーダレスな再生

パケットビデオの転機:パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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携帯電話に入ってる写真や音楽は携帯電話でしか再生できません。PCやテレビで見たい場合は、先程の例と同じようにメモリカードやNASを利用する事になります。
「この写真良く撮れたんだよ!」って時にはフォトフレームで表示したり、「この新曲いいよね~」って時にはオーディオ機器で再生できれば便利ですよね?
これらのニーズはあたり前のことであって、けして特別な事ではありません。

これらも仲介約(Twonky)がいれば解決してくれます。
TwonkyBeamではスマートフォンで撮影した動画や写真をそのままテレビに映せますし、Twonky MobileではパソコンやNASに入っているデータをテレビやオーディオ機器で再生する事もできます。
携帯電話でもTwonkyを搭載した機種(現状はSH-01C)ではNASからWi-Fi経由で動画/音楽/画像を再生させたり、逆に携帯電話の中にあるコンテンツを他の機器で再生することができます。

自由で柔軟な操作性

DLNAを誰でも気軽に使う事を可能にする「Twonky」:パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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ホームネットワーク内のコンテンツを、どこかにコピーしたり移動しないで再生できれはスゴク便利ですよね?
例えば、パソコンの中に保存されている、映像や音楽は家電で見れて良いですし、スマートフォンでパソコンのコンテンツを操作して家電に再生できても便利です。
携帯電話やスマートフォンでインターネットのコンテンツを中継して、インターネットのコンテンツを再生できない家電製品で再生させても良いです。
見たい動画、写真、聞きたい音楽を、一番身近な機器、その場にふさわしい機器で再生できれば非常に便利です。

これも仲介約(Twonky)で解決できます。
Twonky Mobileではスマートフォンで各機器のコントロールが可能ですし、TwonkyMedia managerがあれパソコンでホームネットワーク上にある写真、動画、音楽の共有や管理が行うことができます。

欲しいモノは自由

パケットビデオの転機:パケットビデオDLNAソフト「Twonky」体験イベント

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DLNAは「ホームネットワークに参加しているモノを、自由に再生する」というシンプルな考え方です。それ自体は良いコンセプトなのですが、実現できていません。

現状は「これはテレビだからこういう制限ですよ」とか、「これはレコーダーだからこういう制限ですよ」とか、「これはパソコンだから何でも繋がるけどね」などといった、各機器間での制限があります。もし、全てのデジタルデバイスがフラットで対等な立場で繋がりあって、全てのメディアを自由に再生できるようになれば、きっと新しい使い方もどんどん出てきます。そして世界が変わってくるはずだと本田さんは考えています。

前回の記事でも書きましたが、僕は以前、ネットワーク上でのコンテンツ共有にI・O DATAの初代AVeL LinkPlayerやソニーさんのロケーションフリー「LF-PK20」などを、使っていました。繋げるのも一苦労ですし、再生できなかったり、途中でフリーズしたりと、とても自由とはかけ離れたモノでした。 イベントでTwonkyを体験した感想は「え?こんなに簡単にできちゃうの?」と言った感じで、全てを繋げて自由に再生する…その可能性がTownky製品にはあると感じました。

Townkyにはサーバや管理ツールがあり、中継用のビーム、機器を操作できるコントローラーもあります。そしてPCにもスマートフォンにも携帯電話(FOMA)にも、NAS、TVにも入り、DLNAの仲介役として、それぞれの差異を吸収し、全ての機器を繋げ、デジタルメディアに自由を与えてくれます。

ただし、全ての機器にTwonkyが入っている訳ではありません。実際に僕のREGZA Z9000やiPhoneなどは対応していませんからね^^;Townkyが世に広まり、全ての機器に採用される日がくれば、デジタルメディアに本当の自由がやってくるのかもしれませんね。
→Twonky対応機器リスト

この後、本田さんからは、僕達モノフェローズに提案がありました。
難しい事を伝えて迷わせるのではなく、単純でシンプルに伝える事や、略語や技術用語をなるべく使わないようにする等の提案がありました。
僕も出来るだけ分かりやすい記事を書くことを心がけているので、本田さんの提案には同意です。これからは更に意識して記事を書いていきたいと思います。
そうする事で少しでも世の中の流れに関わる事ができれば良いと思いますが、実際、僕の記事を読んで、みなさんがどう感じているかは分からないですが^^;

今回は貴重な機会を与えていただいた、高木さんを初めとするパケットビデオジャパンの皆様、本田さん、みんぽすさんに感謝です!!
さらに一緒に参加されたモノフェローズのみなさんもありがとうございました!
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このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたイベントに参加して書かれています。 本イベントへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本イベントに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

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